豊島区 側湾症 脊柱側湾症 そくわん

側湾症改善大塚式RHPI療法
大塚整体治療院 大塚式背骨鍛錬道場
東京都豊島区東池袋3-1-4 メゾンサンシャイン1032
お問合せ:TEL.03-3989-6814 FAX.昼03-3989-6814 夜03-3964-6081
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側湾症/背骨の歪み

 

◇特発性側湾症における体操の有効性(4) - 第18回日本健康体力栄養学会で学術発表 -

※本講演は東北大震災により中止となりましたが症例論文は掲載されております。

○大塚 乙衛
大塚整体治療院

平成23年3月12日(土)

第18回日本健康体力栄養学会大会抄録集【目的】

世界的に原因不明、日本側湾症学会では体操は無効であるということが確定していると指導、そのため整形外科、大学病院、小児医療センター、小児科等で体操を指導することは皆無に等しい。しかし、側湾症改善大塚式鍛練体操で多くの改善を証明している。医学界においても特発性側湾症初期段階は早期発見早期体操の指導が重要であるという認識になることが必要。多くの子供達に放置ではなく体操を指導する体系の確立を目的とする。

【方法】
今回の2症例はコブ角が中程度で装具が必要なレベルの女子2名。
この2名も装具必要レベルと装具着用者である。しかし、装具着用のみでは筋力の低下が生じるので大塚式鍛練体操を指導した。(体操方法はパソコン、ポスターにて説明)
(a)中学3年生女子 29度 東京都予防協会→体操と装具になると指導し整形外科へ紹介。
(b)高校1年生女子 38度 東海大学病院/装具着用25度→体操と装具の変更を指導。

【結果】
体操指導で改善、成長期の経過を診るため大塚整体指導装具を着用中、経過良好。
(a)中学3年生女子 9度 青木整形外科→体操18日後の結果、現在は装具を併用中。
(b)高校1年生女子 22度 青木整形外科→体操指導当日夕方検診現在は装具を併用中。

【考察】
体操指導で重要なことは体操前後のボディ写真記録により比較が必要、またビデオ確認や姿見を使用して不感直立を認識させることです。2症例の女子はバレエをしており、身体意識も高く不感直立を認識されたため体操効果により改善された。実際にバレエで4回転できましたとの報告があり、体軸が中心軸つまり重力線に合致してきたためと思われる。
※鍛練体操とは単なる筋トレでなく不感直立を正感直立に軌道修正させる体感修正体操。
重力線と体軸を意識させながら指導することにより抗重力筋の強化と体幹筋を伸展させる。姿勢性側湾症及び学童期特発性側湾症初期段階では体操指導で多くの子どもが改善しているが、日本の現状では整形外科医、小児科医、理学療法士、健康運動指導士、レントゲン技師と連携した側湾センターはない。受診した医師の裁量権で診断され、検診法が徹底されていないのが現実である。学校保険法で義務づけられている検診も漏れが多くそのため治療をされずに脊柱手術になることも多くある。検診技術の向上、診断法の向上そして着実に検診を実行し早期発見、早期体操指導が必要。問題は原因不明の側湾症には投薬注射もなく定期健診が主であり予防としての体操は保険適用外であるため病院での指導はない。そういう意味で体操指導が医療となる体系確立と国立側湾センターが必要であると思う。

◇特発性側湾症における体操の有効性(3) - 第17回日本健康体力栄養学会で一般講演 -

○大塚 乙衛
大塚整体治療院

平成21年3月6日(土)

【目的】

世界的に原因不明、整形外科学会でも治療法予防法が無く、装具と手術の診断である。脊柱側湾症は、早期発見初期段階で体操指導により改善できる事を第15回16回の当学会で一般講演させて頂いており、側湾症初期段階で全員が同じ症状を確認できる事がある。それが不感直立という状態である。これは重力場で生活する地球生命体において人間に見られる病状であり、この不感直立を自覚させ体操指導する事で事実改善している。この体操法は30分で劇的効果を発揮する。今回はその体操方法を具体的に検証した。

【方法】
不感直立の確認方法として側湾症の方に、立位、仰臥、伏臥の体勢をとらせ、それが真っ直ぐか否かを確認し、写真記録する。(尚、全て第三者父母の立合いで撮影)
動画:(a)仰臥、(b)伏臥
1)重要な点として、本人の真っ直ぐ感覚と第三者から見た真っ直ぐでは差異がある為、正しい姿勢を示しながら本人に確認させ、体操を指導する。(姿見や窓ガラスを活用)
2)体操終了後に写真記録する(父母の立会いで撮影)
3)身長の計測→側湾症の子供は朝夕の身長差が大きく、体操により改善され差が小さくなる。
※体操指導法写真(1)〜(10)
ぶれる身体をぶれなくさせることで、身体の姿勢維持筋力不足が補われる。どこか一つの筋肉のみ強化するのではなく、一連の体操により立位の姿勢を正しく維持できる抗重力筋、体幹筋を強化させるようにした。 体操効果写真を見る>>

【結果】
体操前と体操30分後の写真比較で明らかなように、姿勢が中心軸にきており速効の改善が見られる。写真(c)では、肋骨の変形も筋力で正常位置に整復。写真(d)でも傾斜が改善されている。不感直立は無意識、正感直立は有意識である。意識させながら体操させることが重要である(体操は要継続)。

【考察】
側湾症は、初期段階でも整形外科医の受診と定期検診が原則である。医療界も体操療法を再認識し、理学療法士と連携、そして正感直立体操療法を新学問として新たに構築することが必要と思われる。

◇東京都板橋区金沢小学校において学校保険委員会の要請で『姿勢について』講演。

○大塚 乙衛
大塚整体治療院

平成21年2月26日(木)
東京都板橋区金沢小学校で姿勢の講演をさせていただきました。
学校保険委員会の要請で母親を中心に姿勢、体操方法、体操改善などパソコンを用いて映像で見る、多くの写真を見て頂くなど、現在は背骨グニャのお子様が多く見られること。基礎運動というべき体幹維持の筋力不足を訴え日々のラジオ体操などの大切さをお話しました。
『正しい姿勢を維持するには筋力が必要であり、正しい姿勢を維持することが鍛錬になっている』ことをお話しました。
しかし、小学低学年では正しい姿勢とはどんな姿勢か理解していない子供が多くみられます。学校で家庭での指導が重要ですと締めくくりました。
正しい姿勢を教える、食事、勉強、歩く姿勢を注意し、口がすっぱくなるほど言うことが大切です。(稽古とは良い習慣を毎日することです、背骨しつけ運動です。)
1年生として入学したときからの指導(ハシの持ち方、鉛筆の持ち方など)が必要。

板橋区立金沢小学校講演

◇平成20年3月17日坂口衆議院議員 医師(元厚生労働大臣)秘書と来院。

経過(平成12年ごろから学校検診早期発見を訴え、整形外科医検診を一貫して訴え)
平成20年3月17日坂口衆議院議員 医師(元厚生労働大臣)秘書と来院。(1)平成12年9月
埼玉県内の方の来院が多くになり、お聞きしますと検診はないとのこと。
患者様が公明党福永県会議員を紹介して下さりお会いしました。
学校保険法で脊柱検診を取り入れたのは公明党ということでした。
しかし検診の実行がないという実体をお話しましたところ、埼玉県議会公明党議員団幹事会130名、側湾症の早期発見の重要性について講演を依頼される。
その後、埼玉県議会で討論されました。(議事録頂きましたので、院内閲覧可)

(2)平成13年3月
名古屋の患者様から公明党松あきら参議院議員を紹介されお会いし側湾症早期発見の重要性をお話させていただき学校検診について審議していただくようにお願いしました。
即日、取り上げて頂き国会で参議院文教科学委員会を患者様と一緒に傍聴参加しました。後日、同議員から委員会記録第3号が送られてきました。(院内で閲覧可)

(3)側湾症は早期発見が重要、全国で検診がバラバラであり未検診の地域も多くあります。見過ごして大きく進行し手術の子供たちを多く見てきました。
早期発見早期治療で手術に至らないことがたくさんあります。
しかし、これは行政の問題もあり行政で対応していただくことが重要です。

(4)このような経過がありこの度、坂口衆議院議員の来院となりました。
坂口衆議院議員には、側湾症のお話や検診の重要なこと、全国で検診の差が大きいこと、また、医師は体操無効として指導はなく放置という経過観察です。
側湾症初期段階では体操療法が効果大であり体操DVDでや当院通院の子供たちの体操で改善、多くの写真やレントゲンとDVDを見て頂きました。
また、患者様が直前に来院を知ることになり『現医療に対しての母の思い』をFAXされてきましたお手紙を当院で直接手渡しさせていただきました。
坂口衆議院議員には大塚式側湾改善体操のビデオを見ていただきましたところ、従来の体操との違い、また、体操前、体操後のあまりの違いに声をあげてビックリされていました。
体操を普及したいとのお話をさせていただきましたところ、『体操を指導することは大変よいことです、どんどんやって下さい。』のお言葉をいただきました。
将来は日本側湾症予防改善鍛練体操協会(仮称)設立を考えてますとお話しました。

◇特発性側湾症における体操の有効性(2) - 第16回日本健康体力栄養学会で一般講演 -

○大塚 乙衛
大塚整体治療院

【はじめに】
脊柱側湾症の発症が多く見られる今日、学校検診も不十分な環境のなかで、いかに早期発見が重要か、また経過観察という放置ではなく早期体操の指導が必要。側湾症発症初期段階での発見法の一つとして家庭でできる方法を写真、動画で確認。

【目的】
朝夕の身長差が大きく体操で差が少なくなると筋力が向上し改善の有無の確認。
側湾症を発見された男女4名に経過観察ではなく体操療法を指導し体幹筋及び、骨格筋の向上で抗重力筋の強化をはかることにより改善されることを目的とした。

特発性側湾症における体操の有効性
【方法】

重力垂直線と体感意識のズレを認識、体操で改善。体操方法を動画で確認。
4名の男女に側湾症改善大塚式鍛錬体操を指導、その後一定期間を経てレントゲン検診。
(a)男子 中学2年生 14歳 16度  >>改善例をみる 症例8
(b)男子 医大生    18歳 25度  >>改善例をみる 症例12
(c)女子 小学5年生 10歳 8〜7度 >>改善例をみる 症例13
(d)女子 小学6年生 12歳 15度   >>改善例をみる 症例14

【結果】10代の男女4名はレントゲン検診により全員の改善を確認。
(a)鍛錬体操   4ヶ月後   9度
(b)鍛錬体操   12ヶ月後  14度
(c)鍛錬体操   6ヶ月後   0度
(d)鍛錬体操   3ヶ月後   6度

【考察】
側湾症要因→成長期背骨が育ち過ぎ又体幹筋の成長が追いついていないのではと考えられる。側湾症発症初期段階ではレントゲン検診で脊柱と肋骨の傾斜、ボディ写真で姿勢の傾斜を確認。前後左右筋力の不均衡が推察できる。15種類の体操をさせることにより子供の成長力を活用、体操療法は成長期に脊柱が伸びるように工夫し、姿勢正しくを指導。(体幹筋の前、後ろ、左、右が脊柱の成長を阻害しないように考えたこと)姿勢を決定するのは骨ではなく、筋肉、腱、靭帯、筋膜など骨格筋と意識の力と考えられる。体操時は重力垂直線を意識する神経と、立位の体感意識とのズレを確認させることが必要。 立位での体感意識のズレは仰臥(無重力)でもはっきり確認できる。この意識のズレをビデオや、両親に確認させながら体感意識を重力垂直線に合致させることを意識して体操をさせることです。そうすることで側湾症初期段階の改善体操法としてより効果をあげることができる。この体操指導は指導者熟練を要するが、 自身で体験することが基本。改善のお子様は、湾曲の自分矯正により身長が伸び、 朝夕の身長差も少なくなるという事実があり、この数値管理をすることでも悪化及び改善の傾向を推察できる。

【課題】
今後はこの運動体系を神経生理研究針筋電図による検査も必要と思われる。

◇特発性側湾症における体操の有効性 - 第15回日本健康体力栄養学会で一般講演 -

○大塚 乙衛
大塚整体治療院

【はじめに】
近年、脊柱側湾症という病気が多発しており、幼児期、学童期、思春期性側湾症に分類される。(ここでは特発性を取り上げ先天性は除外) 80%が女子に発症、原因が不明、進行すれば装具療法か脊柱手術となる。

【目的】
体型では痩せ型、筋力弱く、体の硬い子に多いという共通点から見て逆に毎日体操させることを考え、抗重力筋群、姿勢保持筋力を向上させるようにした。

特発性側湾症における体操の有効性
【方法】
・側湾症は整形外科でレントゲン診断を受け側湾症の診断を受けることを原則。
・定期的体操指導と毎回写真で記録し体型の改善を確認。
・管理としては身長推移表で毎日の身長を記入させる。
・定期診断を受診していただき、レントゲンで医師の診断を受ける。

【結果】
操効果で脊柱が真っ直ぐに改善。 >>改善例をみる 症例4

症例1
・6歳 女子 側湾度15度と診断。
・体操2週間後の体型。
・体操3ヵ月後の体型と定期健診レントゲンで0度と診断。

学童期特発性側湾症コブ角20度以下(初期段階)で、日常生活で姿勢を意識させ毎日の体操で抗重力筋群を強化、側湾症改善と進行予防に有効性

【考察】
初診と3ヵ月後のボディ写真、レントゲン比較で改善が証明されています。
体操効果として左右肋骨輪郭の非対称が対象になり脊柱を真っ直ぐに維持。
これは、側湾症初期段階では身体左右の筋力、腹横筋と腹筋と背筋の強化により姿勢保持力が向上し脊柱が安定、中心軸を捕らえる身体になったと考えられる。
特発性側湾症軽度20度以下の場合、放置や経過を見るだけでなく積極的に体操を指導することと日常の姿勢の指導で改善がみられた。

【課題】
側湾症初期は体軸の傾斜や肋骨の左右非対称及び左右傾斜が見られるので、体幹の左右対称を目指した体幹筋をよりバランス向上させる工夫が必要と思われる。

◇代償性とは?

背骨の歪み、曲がりとはすなわち側湾症の事です。
しかし、ここでいうところの背骨の歪みとは構築性、進行性のことを対象としており代償性ではありません。
代償性とは、腰痛や座骨神経痛などで痛みを逃す形態をとることで背骨が歪みますがこれは、痛みが治癒することで背骨はまっすぐにもとに戻ります。
当院のHPの施術例を見て下さい。
(代償性施術例)
施術前
施術後
施術前 施術後
このお嬢さんは98年当時、整形外科より紹介され大塚整体へ来院。
座骨神経痛を併発しており痛みを逃す姿勢、つまり体を歪めた状態これを機能性側湾といいます。
病院では手術か通院2年間と診断される。となり姿勢となる。
本人は痛みで座っていられず会社をやめ、食事もできず激ヤセ状態。
座骨神経痛の治療を5回目で痛みがなくなり終了としました。
ジャクジーへもいくようになり、仕事にも復帰しました。
その後、肩こりで来院されボディ写真を撮らせて頂きましたが
写真の如く痛みをなくすことにより真っ直ぐの姿勢です。
真正の側湾ではない例です。

それに対して構築性側湾症とは背骨の曲がりとともに肋骨に影響がでてきます。
そのため、一般的には右背中肋骨隆起(出っぱり)が発生とともに、左前肋骨の隆起も発生、肋骨全体が回施する現象です。
逆S字カーブでは左腰椎部も隆起します。
この現象の原因は不明であるため、側湾症には治療法がなく、注射、シップ、飲み薬もありません。そのため放置療法いわゆる経過観察となります。

しかし、大塚整体では早期発見低度数のこども達には側湾症改善大塚式鍛練体操を指導しており、20度以下のこども達には8割の確立で改善しております。
そのため、早期発見早期治療(この場合、早期に鍛練体操の実施)が側湾症の改善及び進行防止に効果をあげております。
骨そのものの変形は先天性ですが、骨に変形がなければ特発性側湾症と思われますが、必ず専門医によるレントゲンの検診が必要です。
20度以下であれば、身体が中心軸のとれていない姿勢が多く見受けられますが、鍛練体操で筋肉のバランスを向上させることにより短期間で改善が多くみられます。
そのため、当院では多くの実証例でもご理解いただけると思いますが、成長期のお子様には鍛練体操を指導し、予防と改善をめざしております。
また、度数が20度以下であっても体幹非対象であれば早期に治療も必要になります。
そのため経験豊富な専門医に診て頂くことを積極的にすすめています。

側湾症は発見時の年齢、度数により分類されますが、ここでは特発性側湾症で説明していきます。
側湾症で進行性の場合は体の変形(助骨の変形)を生じ背骨も湾曲します。
高度数になりますと装具療法では改善が難しいとされ脊柱手術となります。
そのため早期発見と早期治療が重要です。
側湾症の一般的な考え方とは以下の通りです。

◇側湾症についてのお話

(1)側弯症の発病(特発性の場合)
  1. 乳幼児期3歳までに発症
  2. 学童期4歳〜10歳まで
  3. 思春期10才〜 女性多く発症
(2)側弯症はどのようにして発見されるか。
  1. 学校検診で発見
  2. 小児科で発見
  3. 母親が体をみておかしいと思ったなど
(3)発見後どのように指示されるか。
  1. 発見後、学校医から整形外科に行くように言われる。ほとんどがこのパターン。
    (注意)整形外科といっても側弯外来のある病院が重要、単なる整形外科では難しい。
(4)整形外科での治療
  1. ほとんどがレントゲンを診て様子を診ましょう。
  2. 度数により3ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、1年後に再検査をいわれる。
  3. 度数により装具を指示されず、進行すると手術も考えなければならないと言われる。
    (注意)この期間、特に体操なども指示されず、なにもありませんと様子をみる放置療法となる。
(5) 側弯症は早期発見が大切です。
医師が運動を勧めない、なにをするのか指導がない。 食事、勉強の姿勢も大事です。 日々の体操で低度数の場合はかなり早く改善します。
(6) 定期検診の大切。
特発性進行型か、先天性か、装具必要レベルか、医師の処置が必要なレベルかなどは全てレントゲンの診断が原則です。 そのためむやみに押したりカイロのバキということはしてはなりません。

Q&A

多くの方からの問い合わせに答えするためにここでは代表的な質問にご説明します。
Q1 本当に体操療法は効果あるのか、特に大塚式では学術的臨床発表はあるのでしょうか? 
A
日時: 平成14年12月22日
場所: 大阪国際会議場
主催: 日本柔道整復接骨医学会(平成14年に日本学術会議に正式に登録されました)
内容: 特発性側弯症の症例報告→側弯症改善大塚式RHPI療法と体操療法について
発表者: 長野県諏訪市柔道整復師の原隆先生が当院で1年間通学勉強されそのことを同県医療法人 市瀬医院院長 市瀬先生に話されたところ、主旨をご理解されそして、患者様を3名紹介され運動療法とRHPI療法施術後の定期検診を実施したところよい結果を示し、症例報告として市瀬先生のご許可もあり発表となる。
まとめ: 思春期特発性側弯症の治療法としてRHPI療法と体操療法の併用は有用でした。この治療法を行うにあたっては、医師連携(整形外科の定期検診)が重要である。
という結論になりました。
  >大塚院長<

このように実際の治療と体操療法で改善の結果を得て、これを学術発表されたことはこの治療法が危険なく、また整形外科医の先生も認められる治療法としては国内で初めてと云えます。低度数の場合、予防を含めた改善鍛錬体操ということができます。

★平成15年度来院患者様で20度以下(低度数)の12症例(未検診3名)
 
  未検診を除く9名の方全員が改善、患者様よりお手紙やFAXで感謝の言葉を頂きました。
  ほぼ真直ぐでした。医師は前は側弯ではなかったのでは、治らないと言ったのに。
  5度でした。病院の先生も首をかしげていました。
  医師はなにも言われず。
  ドクターは首をかしげていました。
  病院等では伝統的に予防として体操、姿勢など関係ないといいます。しかし、当院では多くの方が改善しておられます。
早期発見で低度数の場合、改善効果は著しいです
 
Q2 装具は効果あるのか、装具の正しい検証法はどうするのか、大塚式検証方法とは? 
A 装具は30度前後から装着すると云われる事が多い。装具の効果は医師もあまり信頼していない。整形外科医は手術の先生であるため装具に関心が少ない。体操にも興味がない。
装具の細かい点検があまりなく装具師にお任せが多い。装具は皆同じと思っており他病院の装具も関心なくそのまま何年もということがあるが成長に合わせて対応が大事。
 
この写真は患者様が置いていかれた効果の薄い装具類。写真でもわかりますように多種類です。
(a) 装具にパッドが無く単なる筒状のもの。
(b) 装着により悪化する装具、度数が進行。
(c) 装着すると中心軸がぶれ、体が斜めになる。
  現在の装具がよいかどうか疑問の方はFAX又はお手紙か当院へ。
多くの実例で説明致します。
  装具の正しい検証法、大塚式検証法とは。(装具が実際に効果を発揮しているか確認)
(注)このX線は当院患者様が某大へ通院中、装具が効果的でないことがわかり、パッドを補強しました。検診で度数が低減し病院側より父親に大成功ですねと云われたそうです。
しかし現装具では今以上の効果は期待できず当院推薦新装具に変え格段の効果となった。

※装具なしのレントゲンを抽出しこれを基本として装着レントゲンと重畳して比較する。父親は大学病院でこの方法を一緒にやりませんかと云われましたと後日申されました。

当院では脊柱輪郭線抽出比較(重畳法)を考案(大塚式では腰椎中心軸を基準とします)
 
脊柱輪郭線抽出
 
2002年11月
装具無し
立位30度-18度
  2002年11月
順天堂大学装具
着用
23度-16度
  2002年12月
大塚整体指導装具
10度-8度
  器具の問題点
(a) 左写真のような装具効果の検証が必要、効果のない装具着用はおかしい。
(b) コブ角のみ度数を計るが±5度前後の差異がある。
(c) 装着により脊椎が中心にきているかどうかが大事。
(d) 定期検査ではボディの変形がよくなっているかどうかの検診も必要。
(注)装具は左写真の如く、より効果が出るように工夫したものが必要。
 
Q3 手術度数と云われたお子様の改善例はあるのでしょうか? 
A ※多くの中の2例です
 
●初診 中学2年
平成14年12月初診
50度-35度
手術の段階と診断。
改善比較
●現在 高校1年
平成16年1月現在
30度-30度
現在手術の診断はない
左の写真比較で明らかです。
(1) 立位の後姿が大変よい
(2) 左斜め傾斜が両肩、両脇の高さが改善
(3) 左右のボディラインが均等
(4) 身長も伸びた
(5) 度数も大きく改善
この年代からでも改善効果がみられる症例です。
(写真掲載は母親了解済みです)
※当院推薦装具と治療の併用です。
 
 
●初診 中学2年
平成14年12月
62度
手術と診断
改善比較
●現在 高校2年
平成16年6月
装着して35度
現在治療中
 
 
●初診 中学2年 
当時の装具がミルウォーキー タイプでした。
大きく弯曲した ボディとかなり大きなりブハン ブです。
改善比較
●現在 高校2年
立位とリブハンブの大きな改善です。
※当時の装具ではリブハンブは 改善できないので
当院推薦装具 に変更し自宅体操と当院治療を併用。
継続中です。
 
Q4 よい病院、よい医師とはどのように見極めたらよいのでしょうか? 
A
(1) 側弯症専門外来のあること。
(2) レントゲンを正確に計ってくれる(脊柱全体を撮る必要がある)。
(3) レントゲンを貸出しまたコピーしてくれる(有料)。
(4) 話をよく聞いてくれてアドバイスもしてくれる。
(5) 出来れば体操など指導してくれる。
(6) 側弯症の話をていねいにしてくれる。
(7) レントゲンのみでなく身体も診てくれて診断してくれる。
(8) レントゲンを診て1分などで終了なのはよくない。
(9) 医師が装具のことをよく診てくれる。
(10) 装具製作で仮合わせのないところはよくない。
 

多くありますが手術度数でなく改善見込みのある場合は積極的に体操と装具が大事です。これらのことを考えて病院を選ぶこと。病院の名前だけではなくどの先生が在籍かなどキャリアのある先生に診て頂くことが大事です。

大塚整体へご質問はFAXかお電話でお願い致します。
 
NEW Q5 カイロ、整体、接骨院での治療はどうなのでしょうか? 
A
(1) いずれの治療もすすめてはおりません。(以下理由)
各治療院が整形外科と提携し、レントゲンの定期検診をすすめるところはよいと思います。
(2) カイロは以前、私がカイロ学校の臨床テクニックセミナー講師をしていました。
このとき学生達に側弯症は学校でどのように指導されているか聞きましたが、
学校の指導では、さわらないようにと指導ですとのことでした。
独立してカイロ治療院を開業されますと側弯症治療もできますという答えをされるようです。
(ここが問題点です)
(3) 現在上記の治療院へ通院し、看板に側弯症治療とある場合は是非お聞き下さい。
側弯症は何症例されましたでしょうか、答えが数名では経験不足と言えます。
治療法や返事があいまいな場合、改善症例等ない場合は避けたほうがよいと思います
(4) 接骨院も同じで、脱臼、骨折、捻挫、打撲が施術アイテムであり側弯症治療は柔道
整復学にはありません。いたずらに牽引や電気治療は無意味です。
  ◎初診時の整形外科検診の重要性とは。
 幼児学童の場合は、脊椎空洞症、マルファン症候、レッグリングハウゼン症など将来進行が予測されるため、
  手術になる場合も多くある。まず医師の検診により特発性側弯症を確認することが大切である。
  各治療院はそれらのことを知り、初診時にレントゲンがない場合は体の特徴を知り、
  鋭い洞察力で見抜かなければならない。そのため整形外科へ紹介し医師の指示に従うべきである。
 そういうことも知らずに接骨院、カイロ、整体はすぐにもむことから入るが、
  大塚整体では、そのようなことは皆無です。治療師が側弯症に対して多くの知識が必要。
  これらのことを総合して大塚整体は他治療院と一線を画しており側弯症専門治療院として
  日夜研究と努力をしております。
 
NEW Q6 側弯症治療をしますということは理論が必要、そしてどれぐらいの経験が必要でしょうか? 
A 私が考えるならば最低50症例以上の実績がなければならないと思います。
それは、カーブの種類が人それぞれであり、幼児、学童、青年、中年、高齢者あり
全てレントゲンによる確認が必要であり、むやみに押したり揉んだりはいけません。

以前ある整体師から紹介がありました⇒紹介状には側弯症で中年で肩こり、腰痛の経験がありましたが、
 学童期で側弯症は初めてで手探り状態で治療しておりました。
 この度、悪化したことにより大塚整体へ紹介させていただきますという内容です。
 この場合も整形外科への定期健診はさせておらず経過が不明でありました。
 幼児、学童期は先天性もあるため、まず整形外科の受診をすすめることが第一です。
 
NEW Q7 大塚整体と他治療院との違いはなんでしょうか?  
 
(1) 第1に整形外科との提携にあります。特発性以外もあるので検診が原則です。
(2) 特発性側弯症20度以下に大変効果のある大塚式鍛練体操の考案にあります。
17年10月にパリにより来院されました患者様の言葉ですがAnerican Hospital of Paris の診断内容には
最後に運動療法医に1週間に1度通う、姿勢と呼吸機能のためとありました。
実際に当院の体操を終了しフランスの体操法をメモで見せて頂き、
お嬢様に確認するとほとんど同じ体操が入っていますとのことでした。
日本の側弯専門医の整形外科では体操はありえないということで筋力チェックもなく指導もしません。
しかし、心ある整形外科医が当院の体操を確認され感動されていました。
この大塚式鍛練体操は必ずやお子様にも大人にも幸呼ぶものと確信しております。
(3) 中度数以下では側弯症改善大塚式木型を使用。施術例1の少女のために考察した。
この木型は、
平成10年10月 実用新案 肋骨隆起調節器として認可。
平成13年1月 特許庁より医療用補助器具及び矯正器具という分野において
側弯症矯正具としての商標を日本で初めて認可。
(4) 装具の研究と改良法そしてレントゲン比較法。全国の病院の装具の効果をレントゲン検証済み。
最良の装具の研究を完成。装具効果の判定に度数と脊椎輪郭線抽出重畳法を考察(Q2で掲載)
(5) 装具の改良とは成長期はどんどん背が伸びることのとき的確に装具に改良を加えることが重要。
(悪い装具は2週間で身体が変形悪化する)
(注)毎回装具を点検と補修。
  装具の製作について
  装具が必要と思われる場合、大塚整体推薦装具を整形外科で検診後に作成予定です。
この装具は全国にあるわけではありません。現在のところ大塚整体推薦装具は東京の装具社のみです。
そのため全国の方々には東京で製作させて頂いております。
全国には装具を改善、指導できる治療院はなく現在のところ当院で受けております。
  装具の改善について
  大塚整体指導装具はすべて当院で毎回チェックし装具師に改善指導書を渡します。
(身長の伸びに合わせて、身体の変化に対応してパッドを早急改善が重要なため)
この改善は勝手にできるものではなく、当院の場合多くの実績をみられ病院より
改善の指示していただいて結構ですとのお手紙を頂いております。
その後レントゲンによる検診をして頂きます。(装具改善法も研究論文を博士論文提出)
  一人でも多くのお子様を手術から回避させ、一人でも多くのお子様を装具から解放させ
  元気で明るく過ごせることをいつも念頭においております。

●側弯症は幼児、学童などある年齢までの経過が大切であり、揉んで押してカイロなどして
その時よければよいということではく、成長終了時によい状態であることが大切です。
そのため多くの経験とデータが必要であり長期的視野での見識が必要であることがご理解いただけると思います。

それが大塚整体治療院の考える側弯症改善専門治療院であります。
 
大塚整体では1400人の実績を踏まえお子様に最良の方法をご提案申し上げます。
整形外科との提携により着実な改善を目的とし体操指導、RHPI療法、最良の装具を推薦、
成長に合わせた改良を指導します。それが側弯症改善大塚式RHPI療法です。
  ※1 当院への予約は電話・FAXでお願いします。(資料を送付させて頂きます)
来院して確認したい、質問などご遠慮なくお申し出下さい。(要予約)
レントゲンがない場合は整形外科への紹介もさせていただいております。
※2 遠方の方で装具が必要な場合。
整形外科、装具社、体操指導と治療などすべてスケジュールを組み立て、最短日数
2泊3日で完成、混雑時は3泊4日かかる場合もあります。
(レントゲン検診で効果の確認含む)
※3 装具は保険適応です。
※4 当院は治療費と交通費(北海道〜沖縄)は医療控除できます。