【方法】
側湾症治療は、揉まない、押さないのが原則です。
多くの子供達の改善をみている下記の方法を適用した。
① RHPI木型を家庭で毎日使用(体幹伸展・肋骨変形の改善)
② 母子一体の体操(そくわんエクササイズ)
③ 装具の使用、肋骨隆起改善、延長パッド補強による装具の改良
装具は成長を予測して随時点検、補正が重要です。
【考察】
① この改善は、体幹伸展の成果であり成長力を活用した方法です。
② PHPI木型を毎日自宅で使用し、毎日体幹伸展させ、すぐに装具を装着させたことです。
③ 脊柱保持のため体幹を鍛える体操を毎日したことです。(4才からは自発能動で行っています)この3点の相乗効果と思われます。2才児でも可能で安全性の証明です。今後は、側湾症改善を目指した研究・開発・指導・治療ができる専門の病院(国立、都立側湾センター)が必要である。