豊島区 側湾症 脊柱側湾症 そくわん

側湾症改善大塚式RHPI療法
大塚整体治療院 大塚式背骨鍛錬道場
東京都豊島区東池袋3-1-4 メゾンサンシャイン1032
お問合せ:TEL.03-3989-6814 FAX.昼03-3989-6814 夜03-3964-6081
診療時間:月・火・水・金 10時30分〜/土・日・祝日 9時〜 定休日:木曜
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側湾症改善大塚式RHPI療法について

◇医療連携ネットワーク 日本側湾症改善センター

医療連携ネットワーク
日本側湾症改善センター

(整体師・整形外科医・装具士/三者連携)
大塚整体治療院 大塚乙衛

【日本側湾症改善センターとは】

 当センターは、特発性側弯症を改善する為に必要な、整体師・整形外科医・装具士による三者連携のシステム及びグループであり、これを総称してセンターとします。すでにこの三者連携のシステムは、大塚整体治療院・青木整形外科・株式会社アスカにより確立されており、3000人を超える症例と800体の装具製作実績が示す通り、側湾症の改善には必須のシステムと言えます。

 また、当センターは日本で始めての試みであるが、ドイツではすでに専門の医療機関として側湾センターが存在しており、多くの側湾症患者を抱える日本でも早急に必要な事項です。

 
側湾症改善
【日本側湾症改善センターの必要性】
現在の医療界の側湾症治療は、以下のようになっている。
1.軽度で発見した場合
   経過観察となる。すなわち放置療法のこと。
2.軽度から進行した場合
   装具着用となるが、装具効果を認めていない医師の場合は装具を勧められない場合が多い。
3.さらに進行した場合(40度〜50度超)
   手術を宣告される。
 そして多くの医師は、装具は現状維持と思っており、改善できる装具の存在を知りません。これらの治療方法を検証すると、現在の医療界には装具検証システムが存在しないことが判明しました。始めの装具製作時には「装具未装着」「装具装着」とそれぞれレントゲンを撮るが、その後は経過を確認する為の「装具未装着」でのレントゲンしか撮らないことが多いのです。つまり、側湾症治療の為に行う装具装着の治療効果を検証していないのです。しかし、装具は必ず「装具未装着」と「装具装着」のレントゲンを撮り、毎回比較して治療効果の検証を行わなければなりません。何故なら、側湾症患者の多くは子供であり、成長期には早い速度で体が成長する為、体の成長に合わせて装具を改善していく必要があります。これがすなわち、装具装着状況の即時改善です。

 また、このような治療方法を行っているのは、日本に於いては大塚整体治療院のみであり、これは大塚整体治療院・青木整形外科・株式会社アスカによる三者連携があるからこそ行える治療方法です。この三者連携による治療方法をさらに発展させ、さらに多くの側湾症患者を救う為には、それ専門のシステム及びグループにによる公的な機関の設立が必須であり、その結果として『日本側湾症改善センター』が必要なのです。

  では何故現在の医療界では、一番重要な軽度発見時の治療方法が放置療法となってしまうのか。これは、現在の医療界において「側湾症」は、「原因不明の病気である」という理由のためと言えます。側湾症は原因不明の病気である為、治療方法が無く、投薬は行えず、湿布も処方できず、注射をすることもない。そして、側湾症を治療する為の体操は、「予防」扱いとなり保険適用もされない。これらの理由により、結果的に放置療法となってしまうのです。

◇側湾症改善の結論

側湾症改善の結論として、体幹の伸展と肋骨変形/隆起の改善により脊柱も改善できることを定義した(日本初)。
この幼女は、治療前60度でしたが治療後6度になり、今年小学校へ入学しますが、入学前検診でも異常無しという診断でした。(母親に確認済)
RHPI療法は乳幼児でも治療が可能な為、安全で効果的であることを証明した改善例です。
論文表紙 論文報告 リオ
第19回 日本健康体力栄養学会
私は装具を卒業しました

※画像をクリックして頂くと拡大画像が表示されます。

 

◇特発性側湾症における体操の有効性(5) - 第19回日本健康体力栄養学会で学会発表 -

○大塚 乙衛
大塚整体治療院

平成24年3月10日(土)


【はじめに】

今回は、重度幼児期側湾症60度2才女児の正常範囲6度に改善された症例を報告します。側湾症改善の結論としては、体幹の伸展と肋骨変形/隆起の改善により脊柱も改善できるということです。側湾症矯正具RHPI木型(以下、RHPI木型)に重力解除、自体重を活用し、横臥、仰臥させる方法です。この改善証明により、従来治療法がなかった理学療法の新分野になると思います。
※体幹伸展とは、体幹筋(腹直筋、腹横筋、広背筋、脊柱起立筋)を同時に伸ばすことです。

A 60度後 B 60度前 C 6度後 D 6度前 E 60度 F 6度

聖隷佐倉市民病院 南院長
正面レントゲン写真


【目的】

重度幼児期側湾症60度2才女児の改善のため体幹伸展・肋骨変形の改善を目指して当院治療方法下記3点を指導し、改善を試みた。(毎日、体幹を伸展させることが改善の結論です)

【方法】
側湾症治療は、揉まない、押さないのが原則です。
多くの子供達の改善をみている下記の方法を適用した。
① RHPI木型を家庭で毎日使用(体幹伸展・肋骨変形の改善)
② 母子一体の体操(そくわんエクササイズ)
③ 装具の使用、肋骨隆起改善、延長パッド補強による装具の改良
装具は成長を予測して随時点検、補正が重要です。

G  木型横臥 H 木型仰臥 I 母子一体体操 J 延長パッド装具

【結果】
重度幼児期側湾症60度→正常範囲6度に改善され、①脊柱も真っ直ぐに伸び肋骨変形も改善 ②レントゲンの証明 「目的」通り体幹伸展と肋骨変形の改善により脊柱湾曲も改善されるという好結果を得た。

【考察】
① この改善は、体幹伸展の成果であり成長力を活用した方法です。
② PHPI木型を毎日自宅で使用し、毎日体幹伸展させ、すぐに装具を装着させたことです。
③ 脊柱保持のため体幹を鍛える体操を毎日したことです。(4才からは自発能動で行っています)この3点の相乗効果と思われます。2才児でも可能で安全性の証明です。今後は、側湾症改善を目指した研究・開発・指導・治療ができる専門の病院(国立、都立側湾センター)が必要である。

 

◇幼児の場合の装具装着症例

幼児の場合の装具はこのようになります。
1歳 2歳 アメリカより来院2歳 4歳
1歳 2歳 アメリカより来院2歳 4歳

◇肋骨隆起(背中のでっぱり)の改善

肋骨隆起(背中のでっぱり)の改善には、以下3点が重要です。
  1.自宅木型の使用
  2.「改善できる大塚整体指導装具」を着用
  3.大塚式側湾体操
初診時の平成20年7月5日時点で61度。
治療後、平成24年3月17日時点で41度。
現在も継続治療中。
改善前画像
改善後画像
初診H20年7月5日61度
H24年3月17日41度

◇これからの側湾症治療は専門の側湾センターが必要

日本の医療分野には外科と内科があります。
心臓外科、心臓内科、血管外科、血管内科等様々存在しますが、 側湾症外来である整形外科には、 整形内科という医療分野は存在しません。 現在の整形外科とは、外科的に整った形に治療します。
しかし大塚整体では、整形内科という発想をします。
手術を前提とせずに内科的に整った形に治療するのです。
日本ではこの分野の研究が立ち遅れていると思われるのに対し、 ドイツには専門の医療機関として側湾センターが存在しています。

◇側湾症治療の定義

側湾症の改善には、もんだりおしたりこうだしてはいけません。
体幹の伸展と肋骨変形/隆起の改善により脊柱も改善できることを上記症例により証明しました。
この治療方法は、新理学療法と呼ばれています。
実際の施術方法は、
  1.体幹の伸展(側湾症矯正具RHPI木型)
  2.側湾エクササイズ
  3.改善できる装具(実用新案登録済。大塚整体指導装具の事。)
この3つである。

脊椎側湾センターの必要性

側湾症の発症は幼児・学童・思春期に多くみられる為、 小児科医が担当となりますが、
現在、小児科医では側湾症治療ができない為、 整形外科に回されることが多いです。

当院には、病院長・外科医・内科医・歯科医・小児科医の父母をもつお嬢様方が通院されています。 小児科医のお父様曰く、 我々小児科医では側湾症治療は出来ませんと明言されていました。 つまり、小児科医が治療をできないことが問題なのです。

そこで将来的には、側湾症改善を前提とし小児科医を中心とした、脊椎側湾センターの設立が必要なのです。

この脊椎側湾センターでは、特発性側湾症患者を対象にした、軽度・中度・重度の患者様に対して、手術を前提とせずに側湾症の改善を目指します。
具体的には、側湾症治療の研究、装具等治療具の研究・開発・効果の検証、そして側 湾体操の研究・指導を行い、これらの成果を日本全国の小児科医や医療機関に随時フィードバックを行い、日本全国どこの小児科医のもとでも、側湾症の治療を受けることができる環境作りが必要です。

現代医療では染色体の分析が始まっています。
しかし、この結果は今後10年かかると言われています。
そんな悠長な事を言っている場合ではありません。
母の叫び、母の嘆きに耳を傾けて下さい。
10年後ではなく、今日、明日、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、1年で、何をどうすればいいのかを求めています。
つまり経過観察ではなく、改善できる医療の確立が急務です。
それが脊椎側湾センターです。
院長談話
現在の医療では、側湾症は原因不明の病気である為、治療方法が無い。
投薬・注射・湿布も処方されない。体操は予防となる為、医療保険が認められない。
これらの理由により放置される事が多く、所謂、経過観察となる。変形の始まりを見逃してはならない。
早期治療の確立がいま、必要なのです。
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